このページの2つのバージョン間の差分を表示します。
両方とも前のリビジョン 前のリビジョン 次のリビジョン | 前のリビジョン 次のリビジョン 両方とも次のリビジョン | ||
knowledge:surface [2016/01/10 14:58:39] kabeuchiadmin |
knowledge:surface [2018/07/23 16:22:28] 127.0.0.1 外部編集 |
||
---|---|---|---|
行 1: | 行 1: | ||
- | {{keywords> | + | {{htmlmetatags>metatag-keywords=(硬式テニス, |
- | {{description>硬式テニスコートのサーフェスについて、それぞれの違いと特徴を紹介します。}} | + | metatag-description=(硬式テニスコートのサーフェスについて、それぞれの違いと特徴を紹介します。) |
- | {{indexmenu_n> | + | }} |
+ | {{indexmenu_n> | ||
====== サーフェスについて ====== | ====== サーフェスについて ====== | ||
- | テニスコート面の材質のことを「サーフェス」と呼びます。 | + | テニスコート表面の材質のことを「サーフェス」と呼びます。 |
サーフェスの種類は、「**ハードコート**」、「**クレーコート**(**アンツーカーコート**)」、「**砂入り人工芝コート**(**オムニコート**)」、「**カーペットコート**」、「**グラスコート**」などがあります。 | サーフェスの種類は、「**ハードコート**」、「**クレーコート**(**アンツーカーコート**)」、「**砂入り人工芝コート**(**オムニコート**)」、「**カーペットコート**」、「**グラスコート**」などがあります。 | ||
+ | |||
+ | ===== 各サーフェスの特徴 ===== | ||
+ | |||
+ | 各サーフェスの特徴は、おおよそ以下のようになります。 | ||
+ | |||
+ | ^ 項目 | ||
+ | ^ 球速 | ||
+ | ^ バウンド | ||
+ | ^ 足への負担 | ||
===== ハードコート ===== | ===== ハードコート ===== | ||
行 15: | 行 25: | ||
セメントやアスファルトの上に、化学樹脂がコーティングされているコートです。\\ | セメントやアスファルトの上に、化学樹脂がコーティングされているコートです。\\ | ||
維持管理に手間がかからないため、世界中で最も普及しています。 | 維持管理に手間がかからないため、世界中で最も普及しています。 | ||
+ | |||
+ | ボールのバウンドが高く弾みやすく、バウンド後の球速も速くなります。\\ | ||
+ | アスファルトのように固いので、足への負担も大きいです。 | ||
+ | |||
+ | グランドスラム(テニス4大大会)では、「**全豪オープン**」、「**全米オープン**」で使用されています。 | ||
===== クレーコート(アンツーカーコート) ===== | ===== クレーコート(アンツーカーコート) ===== | ||
行 22: | 行 37: | ||
土でできたコートです。\\ | 土でできたコートです。\\ | ||
中でもレンガを砕いて作った粉が使われたコートを、アンツーカーコートと呼びます。 | 中でもレンガを砕いて作った粉が使われたコートを、アンツーカーコートと呼びます。 | ||
+ | |||
+ | ボールのバウンドは弾みやすく、球速は遅くなります。\\ | ||
+ | 土なので、踏み込みで足がスライドしやすいですが、柔らかいので、足への負担は少ないです。\\ | ||
+ | また、土に足跡などが残るので、ボールのバウンドがイレギュラーしやすいです。 | ||
+ | |||
+ | グランドスラム(テニス4大大会)では、「**全仏オープン**」でアンツーカーコートが使用されています。 | ||
===== 砂入り人工芝コート(オムニコート) ===== | ===== 砂入り人工芝コート(オムニコート) ===== | ||
行 29: | 行 50: | ||
人工芝の上に、細かい砂が撒かれたコートです。\\ | 人工芝の上に、細かい砂が撒かれたコートです。\\ | ||
雨が降ってもすぐに乾くため、雨の多い日本で広く普及しています。 | 雨が降ってもすぐに乾くため、雨の多い日本で広く普及しています。 | ||
+ | |||
+ | ボールのバウンドはやや低く、球速もあまり速くありません。\\ | ||
+ | 足への負担は、ハードコートよりも低く、クレーコートよりも高いといったところです。 | ||
===== カーペットコート ===== | ===== カーペットコート ===== | ||
行 36: | 行 60: | ||
絨毯のような素材を敷き詰めたコートです。\\ | 絨毯のような素材を敷き詰めたコートです。\\ | ||
主に屋内のコートで使われています。 | 主に屋内のコートで使われています。 | ||
+ | |||
+ | カーペットでボールが反発しにくく滑るため、ボールのバウンドは低く、球速は速くなります。\\ | ||
+ | 足への負担は、オムニコートと同様ですが、ソールがカーペットに引っかかってしまうことがあるので、注意が必要です。 | ||
===== グラスコート ===== | ===== グラスコート ===== | ||
行 43: | 行 70: | ||
天然芝のコートです。\\ | 天然芝のコートです。\\ | ||
芝の維持管理に手間がかかるため、日本で採用しているところはほとんどありません。 | 芝の維持管理に手間がかかるため、日本で採用しているところはほとんどありません。 | ||
+ | |||
+ | 芝でボールが滑るため、ボールのバウンドは低く、球速はとても速くなります。\\ | ||
+ | 足への負担は、少ないです。\\ | ||
+ | また、天然芝が整っていないところで、ボールのバウンドがイレギュラーしやすいです。 | ||
+ | |||
+ | グランドスラム(テニス4大大会)では、「**ウィンブルドン選手権(全英オープン)**」で使用されています。 |