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- | 硬式テニスのネットは、テニスコートサイドに「ネットポスト」と呼ばれるネットの両端を固定する支柱を立て、ネットを張ります。 | + | 硬式テニスのネットは、テニスコートサイドにネットポストを立て、ネットを張ります。 |
- | 地面から出ている部分のネットポストの高さは「**1.07m**」で、これがネットの端の高さとなります。 | + | テニスコートは、ほとんどの場合がシングルス・ダブルス兼用のコートで、ネットポストを設置する位置は、ダブルスのサイドラインの外側「**0.914m**」のところがネットポストの中心となるように作られています。 |
- | そして、ネットの中央で「センターベルト(センターストラップ)」を使い、ネット中央の高さが「**0.914m**」になるように押し下げて地面に固定します。 | + | 地面から出ている部分のネットポストの高さは「**1.07m**」で、これがダブルスの場合のネットの端の高さとなります。 |
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+ | シングルスの場合は、サイドラインがダブルスよりも内側なので、シングルスのサイドラインの外側「**0.914m**」のネットの高さが「**1.07m**」よりも低くなってしまいます。 | ||
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+ | それを防ぐため、シングルスポール(シングルススティック)をシングルスのサイドラインの外側「**0.914m**」の位置に設置し、ネットの端の高さが「**1.07m**」になるようにします。 | ||
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+ | 設置する位置は、シングルスポールの「**0.914m**」の位置に目印が付いているので、それを使い長さを測ります。 | ||
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+ | そして、ネットの中央でセンターベルト(センターストラップ)を使い、ネット中央の高さが「**0.914m**」になるように押し下げて地面に固定します。 | ||
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+ | ===== テニスネットの各部名称 ===== | ||
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+ | ==== ネットポスト ==== | ||
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+ | ネットの両端を固定する支柱。 | ||
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+ | ==== シングルスポール(シングルススティック) ==== | ||
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+ | シングルスの場合に使用するネットの端の高さを調節するポール。 | ||
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+ | ==== センターベルト(センターストラップ) ==== | ||
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+ | ネット中央に取り付け、地面と繋ぎ、ネット中央の高さを調節するベルト。 | ||
===== テニスネットの高さの測り方 ===== | ===== テニスネットの高さの測り方 ===== | ||
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この位置を覚えておけば、壁に対してもネットの高さがどのあたりなのかを測ることができます。 | この位置を覚えておけば、壁に対してもネットの高さがどのあたりなのかを測ることができます。 | ||
- | また、この方法はメジャーがない場合のテニスコートのネットの高さ調節時にも役に立ちます。 | + | また、この方法はメジャーやシングルスポールがない場合のテニスコートのネットの高さ調節時にも役に立ちます。 |
もし、実際にネットを使って位置を測れない場合は、メジャーで自分のラケットの縦(ヘッドの先からグリップの先まで)・横(フェイスの横幅)の長さを測って、「**0.914m**」がどの位置になるのかを知っておくのも良いと思います。 | もし、実際にネットを使って位置を測れない場合は、メジャーで自分のラケットの縦(ヘッドの先からグリップの先まで)・横(フェイスの横幅)の長さを測って、「**0.914m**」がどの位置になるのかを知っておくのも良いと思います。 |